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春の暖かさが増してきたので、昨晩、夜の漁港の様子を見に行った。
日曜日の夜――漁港はひっそりと静まり返っている。きっと土曜なら釣り人もいたのだろうが、今夜は誰一人いない。

「さすがに真っ暗な場所はちょっと怖いな…」
常夜灯のあるエリアへ向かう。すると、水面は風で荒れ、白波が立っていた。だが魚影は確認できる。ボラだろうか。時折、勢いよく跳ねる姿が目に入る。
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風の影響を受ける魚探
試しにガーミンの魚探を浮かべてみる。

ソナーが強風に振られ、波形はボコボコと乱れている。
水深4.1m、水温18.1℃。すっかり春の海の温度だ。さらに、水深2m付近には魚の群れが映る――確かに魚はいる。
キャストへの挑戦
「よし、釣ってみよう」
ワームをセットしてキャスト。しかし、風が強すぎる。向かい風に押し戻され、まともに飛ばない。壁際を狙うが、風に流され、水面ではなく陸地へ…。
「これは厳しいな…」
体感温度も下がり、風に心が折れそうになる。結局、1時間ほど粘ったが、思うように投げられず撤収を決意。
「もう少し静かな夜なら、じっくり腰を据えてできるのに」
そんなことを思いながら、誰もいない漁港を後にした。

もう少し暖かくなったら、また来よう――。
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