ずっとずっと昔、中学時代までは川釣りを専門にやっていました。近くの川でハヤやオイカワを釣ったり、山の中に入ってアマゴを釣ったりしていたんです。
それが最近はすっかり海釣りで、しかもルアー専門になってしまったのには自分でも驚きですね。
しかし、それ以上に驚いた事があります。
それは、釣り糸の呼び名や結び方が多種多様になったと言う事。
昔自分が子供の頃は、ナイロンラインしか有りませんでした。しかも、ヨリモドシなどに糸を結ぶ方法など特になく、後で外しやすいように今で言うチチワで使っていました。
延べ竿で使うにしても、リールで使うにしても、仕掛けが外しやすいようにチチワ1本でやっていました。
それがどうです。最近の糸の種類の多い事。PE、クロロカーボン、ナイロン等々。しかも、ラインにPEを使用すると、擦れで切れやすいのでリーダーとしてクロロカーボンを繋げる。
そんなことなど全然しりませんでした。
しかも、このPEラインとクロロカーボンの結び方についても無茶苦茶有るんですよね。ド素人なので、最初に思ったのは材質の違う2本の糸を真っ直ぐに結べるのか?
そう言う不安にかられました。
いずれにしても、これから釣りをやって行くには必須のことなので、最初に釣り糸の結び「完全」トリセツという本を購入し、徹底的に勉強をしました。
しかし、本を読んでみただけでは全く結べません。そもそも、PEラインとクロロカーボンでは腰の強さも違うので、太さの違う2本の糸を上手く結べませんでした。
結局、いろいろと結び方がある中で何時も簡単な3.5ノットという結び方をするようになりました。
しかし、最近になりシーバス用に少々太めのPEを使用してクロロカーボンも同じく太くしたので、今度は腰が強すぎ上手く巻けないと言う問題が発生。
なんとかしないと・・・・
そう思った時にyoutubeで良い物を見つけ
ました。リーダーにPEラインを自動で巻き付けて摩擦ノットを簡単に作れるツールです。
早速、釣具屋さんに行って調達してきました。調達したのは、ハピソンのラインツイスターという物です。
これを使うと、どんな場所でも簡単に摩擦ノットができるので非常に便利。自分はやりませんが、揺れる船釣りでも簡単に摩擦ノットができると言うのが謳い文句ですね。
実際に使ってみると、ホント自分で手巻きでは出来ない摩擦ノットが簡単にできました。
これは便利、手先の不器用をツールでカバーとは正にこのことですね。
ただし、このラインツイスターは欠点も有るんです。それは、アジングなどで細いラインには適していないと言うか、有るサイズまでした適用できないので、アジングなどの極細ラインには使えないんです。
じゃあどうすればいいんだ。
あまりにも細すぎて手では、今度は腰がなさ過ぎて上手く巻けないんです。困ったなぁ~って思っていると、見つけたんです。新たなツールを!
それはダイワ ルアーノッターです。これは2本の糸で輪っかを作り、その中にこのルアーノッターを通して3回ねじる。そして、ルアーノッターのレバーを押すとフックが出るので、そのフックでラインを引っ掛けて穴に通せば、あら簡単ツイストノットが完成です。
このように、ツールを使えば慣れないライン結びも簡単にできるようになるんです。これは完全に釣り初心者(特にリール釣り)には最高の道具なんです。
慣れれば出来るよって言うかも知れませんが、そこは慣れるまでの時間をお金で買うと言う事と、常に一定の品質で接合が出来ると言う安心もお金で買うと言う事ですね。
このツールのおかげで、ルアー釣り初心者の自分でもなんとか楽しく釣りが出来ています。
適当に結んで途中でラインがほどけたりしたら、ガッカリですよね。大事なルアーを失うことにも成りかねませんから。
このように、初心者の方は出来ないなぁって悩んでいる間に、簡単にしかも安定してできるようにツールを使うことをオススメします。
これで自分も最初の難関をクリアし、楽しくメッキ釣りの励んでいますよ。