土・日曜日に釣りに行き、釣ってきたダボハゼを料理して食べてみた。嫁さんは、見た目が悪く初めて見たようで、こんな魚食べれるの?と半信半疑。
そこで、それではと自分が包丁を持って下処理をしてみた。
そもそもダボハゼって?
ウィキペディアによると、以下のよう書いて有る。
一般に小型のハゼ類のことを指すが、関東や東海地方では、主にチチブのことを指す。ドロメ、アゴハゼ、ヨシノボリを指すときにも使う[1]。
実際に釣ったのは前回写真で見せたとおりこいつ。

たぶん、これはチチブだと思うんですよ。色合いが黒いのと頭が大きく動画短いので、見慣れない人にはかなりグロテスクに見えるらしい。
チチブをウィキペディアで調べると、以下のように書いて有る。
チチブ(知知武、英: Dusky tripletooth goby、学名: Tridentiger obscurus)は、スズキ目ハゼ科に分類されるハゼの一種。別名チチカブリ(鱅[注 1])[1]。東アジア温帯域の淡水・汽水域で見られるハゼで、地方によっては食用に漁獲される。同属でよく似たヌマチチブ(T. brevispinis)とは、学術的な調査等を除けば区別されないことが多い。
出典:ウィキペディア
自分は昔の幼少期に川で釣ったヌマチチブを塩焼きにして食べたことは有るが、チチブ自体料理したことは無い。
今回初挑戦になる。
残念ながら、調理に必死で写真を撮り忘れてしまったが、手順としては以下の通りに実施して開き天ぷらにした。
- まず塩を使い表面のぬめりを取り除く
- ぬめりが取れたら小さな鱗があるので、この鱗を取り除く
- 次に、胸びれと腹びれの後側に刃を入れる。各ひれの近くに刃を入れないと身が無くなる
- 頭を落としてはらわたを取り出し、綺麗に水で洗う
- チチブは背骨が大きく硬いので、この背骨ギリギリに刃を入れて開く
- 尾びれの近くまで行ったら、背骨を落とす。
- 開いたチチブをもう一度水洗いし、キッチンペーパーで水気を吸い取ったら完了
これでチチブの開きが完成。
ここまでできたら、天ぷら粉を付けて天ぷらにする。
カラッと揚がった天ぷらは、白身魚でフワッとしており癖も無く食べやすい。キスの天ぷらににている感じ。
ただ、10cmくらい有るチチブでも背骨が太いので身が少ない感じがする。いかに背骨だけを切り取るかがポイントになると思いました。
ただ、刃を入れると身は弾力があるので切れる刃でないと、解体作業は結構辛いかんじがします。
初めてチチブを食べる嫁さんは、天ぷらにすればグロテスクな容姿が見えないので、素直に食べれたようだが、自分が食べるまでは箸を付けなかった。 様子見が上手いよ。
しかし、1回食べたら癖のないふわふわとした白身が美味しかったようで、その後は結構パクパク食べていました。軽く塩を振ると美味しいですね。
自分で料理したくないが、また食べたいので釣ってきてさばくまでをやってくれと依頼された。
名前は違いますが、結局はハゼの仲間なので美味しい事は間違いない。これから暖かくなるので、メッキ釣りに出かけますが、釣れなかったらこれを釣って変える事にします。
梅雨の時期になれば、同じ場所でテナガエビも捕れそうなので、今から楽しみです。