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ふとしたことが不思議に思いこの本を買ってみた

密教
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今日は春分の日ですが、既に出かけて今名古屋駅におります。これから乗り換えて忍者の里に向かいますが、その時間調整でいつものPRONTOで休憩しております。

 

さて、今回の旅のお供に選んだ本がこちらなんです。

 

何故、この本を選んだかと言いますと、ふとしたことがキッカケだったんですよね。

密教も同じ仏教のいわゆる宗派の1つのようなものなんです。しかしですよ、崇拝しているものが違うんですよ。これは初めて知ったんですが、確かに言われてみればそうだなって思ったのです。

 

それは、仏教と言えば一般的に崇拝しているのはお釈迦さま。お釈迦さまの教えを主としていると思うのです。宗派による違いはありますが、基本はお釈迦さまですよね。タイに駐在しているときにお寺に行くと、基本お釈迦様だったような気がします。

しかし、密教の場合は大日如来なんですよ。曼荼羅の中心にいるのも大日如来で宇宙の中心にいるようです。

そしてですね、なぜ密教という個別のものが生まれたのかが非常に興味がありました。密教といえば空海と直ぐに結びつけられると思いますが、実際に空海までは一子相伝で伝えられたようなんですね。

インドで生まれた仏教は、最終的に滅んでしまいバラモン教やヒンドゥー教になってしまいましたが、最後に到達したのが日本だったというミステリーな状況。

なんだか密教について詳しく知りたくなり、この本を読もうと思ったのです。

一子相伝なんてまるで北斗神拳ですね。しかも、密教の開祖はお釈迦様ではなく、大日如来なんです。なんだかびっくりしませんか?

また、経典と言われるものはなく、各如来ごとに真言があるだけだというのもびっくりです。真言というと、なんとかソワカというやつですね。

知っていました?般若心境の最後にもこの真言が書かれているんですよ。

このように、一般的にしられている事は表面の一部に過ぎないということが、この本を読み始めてわかりました。まだ途中ですが、本当に眠れなくなるように内容に吸い込まれていきます。

興味がある方は是非読んでみてください。

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