ブログ作成にLinuxを使うと決めたが、iPhoneや他のPCとのデータ共有をどうするか考えた。
手間なくやり取りするには NAS(ネットワークストレージ) が最適――そう考え、LinuxでNASを利用できるよう挑戦してみた。
一般的なNASマウント方法
通常、NASをLinuxに接続するには マウントポイントを作成 し、その場所にNASをリンクする。
一般的なNASマウント方法
通常、NASをLinuxに接続するには マウントポイントを作成 し、その場所にNASをリンクする。
/mnt
ディレクトリ内に nas-iobb というフォルダを作成
~$ sudo mkdir /mnt/nas-iobb
として、nas-iobbというディレクトリを作成する。
次のコマンドでNASをリンク
~$ sudo mount -t cifs -o username=***** //192.168.10.133/disk1 /mnt/nas-iobb
(
(*****
にはNASのユーザー名を入力)
実行すると sudoのパスワード → NASのパスワード の順で入力を求められる
問題なく接続できれば /mnt/nas-iobb
内にNASのデータが見えるようになる
「手間はかかるが、一度セットアップすれば安定する。」
ただし、起動時に自動接続できるよう設定すれば 無駄な情報漏洩を防ぐ ことができる。
セキュリティを考慮するなら、この方法は有効だ。
Linux Mintのネットワーク機能を発見
「これで安心」と思っていたが、ファイルマネージャを開くと 「ネットワーク」 の項目がある。
「Windowsと全く同じじゃないか!」
ネットワーク内のすべてのPCが表示され、NASも認識されている。

例えば、LANDISK-F9919E(NAS)を ダブルクリック すると、中の共有ディスクが簡単に表示される。
「mountコマンド不要でアクセス可能!」

さらに disk1
を開くと、認証画面が表示され、ユーザー名とパスワードを入力すれば即アクセスOK!
ログアウトすれば認証情報も破棄され、勝手に接続されることはない。

なんと、簡単に共有化しているdisk1の中身を見ることができるではないか。しかも、ログアウトすればPWも破棄されるので勝手にアクセスされることもない。
「これは便利すぎる…!」
Linuxの進化とデータ共有の簡便化
最近のLinuxは Windowsに近づいた と言われるが、確かにその進化を実感する。
昔ながらの コマンド操作不要 で、GUIから簡単にNASへアクセスできるようになっていた。
「結局、一番手軽なのはLinuxのネットワーク機能を使うこと。」
まとめ
✔ 従来のNASマウント方法 → /mnt
に設定することで 安定運用&セキュリティ管理
✔ Linux Mintのネットワーク機能 → マウント不要で手軽にアクセス可能
「これで複数PCとのデータ共有がスムーズになった!」