今晩は、今日も暑かったですね。連日の夏日は年寄りにはこたえます。早く涼しくなって欲しいと願っているのは私だけでしょうか。
さて、今日も菌糸瓶掘りを行いました。幾つか掘り起こしていった中で、残念なことが2つありました。
1つは30gの期待の雄ですが、やはり蛹室を菌糸瓶入り口付近に作っていたため、上手く動くことができなかったようで、羽化不全で死んでいました。30gでしたのでかなり期待していたのですが、やはり前回書いたように瓶の入り口近くに作った蛹室では羽化不全になりやすいので、人工蛹室に移すべきでした。
そうしてもう一つは、大丈夫だと思って掘り起こしたら、まだ幼虫のままだった瓶がありました。殆どが蛹室を作って羽化待ちだったのに、ナゼか未だに幼虫でした。この幼虫は四季を感じられなかったのかもしれませんね。
その他掘り起こしていくと、雌がたくさん羽化しておりました。
10g程度のモノは大体雌でした。蛹室をしっかり真ん中辺りに作っているので、みんな綺麗な艶のある立派な雌です。
サイズ的には50mm弱が多いですね。
最終瓶投入時に13gだったものは、小型ながら雄になっておりました。やはりそんなに大きくないですが、独特の顎を持ちやはり小さくてもオオクワガタですね。やっぱりカッコいい。
ここまでで、雌が3匹、雄が1匹です。30gクラスの雄は既に2つが羽化不全で亡くなってしまいました。
そして今日のメインイベント。最終瓶投入時に最大の33.5gだった瓶を掘り出していきます。蛹室はかなり大きく瓶の外側からも確認できますね。丁度真ん中より下辺りに作られています。
期待の30gオーバーは無事羽化していることを願いながら掘り進みます。中の菌糸は殆ど食べられてサラサラの状態でした。
蛹室に到達し、天井をすこしずつ開けていくと……
出ました。かなり大きいです。と言うか、今までで最高に大きい1匹が出現しました。
頭部も大きく顎も太い。80mm弱の大きさですね。こんなに大きなのは初めて。今まで大きくても、75mmほどでこれほど幅が広くありませんでした。
これは大事に育てて、50mmオーバーの雌とペアリングして来年産卵させたいですね。
30g級が2匹死んでしまった中、1匹でも丈夫に羽化してくれたので非常にありがたく、嬉しい限りです。
まだ少し菌糸瓶は残っています。後、雄は何匹羽化するかなぁ。