昨日の天気とは異なり、非常に良い天気になり日向ではかなり暑い日差しになりました。
折角なので5月初旬に実施した産卵セットを展開して、幼虫がいるのかの確認を実施しました。
産卵木を粉々に砕いていたので、非常にしんぱいしておりましたが、その心配が現実のものになりました。

ここまで粉々になっていた産卵セットですが、左側の産卵木を取り出し割り出してみました。非常に柔らかく手でボロボロに鳴る状況でしたが、産卵木の中には食痕すらなく幼虫いませんでした。
右側の産卵木は貫通している穴が空いており、こちらもボロボロ状態。慎重に分解をしていきましたが、こちらも食痕もナシ。
今までなら、ここまでボロボロになっていると幼虫の1匹や2匹は見つかるのですが今回は全く無し。

マットを新聞に出してマット内をくまなく探したのですが、こちらも見つかりませんでした。死骸すら無い状況ですので、全く産卵しなかったことになります。
もう1セットも確認しました。

こちらは右側は削った後がありますが、左側はまったく囓った後がありません。こちらも産卵木内には幼虫はナシ。

同じようにマットを取り出して這い出していないのかを確認したのですが、影も形もありません。マットは綺麗なモノでした。
と言う事で、かなり期待をしていたのですが2セットとも産卵はされておりませんでした。残念ながら今年は惨敗で、幼虫を育てることができませんので、残りは昨年分がどれくらい羽化するかです。
来年の産卵時期まで暇になってしまいました。
今までオオクワガタの飼育をしてきて初めてのことでした。もしかしたら、新たにペアリングした雄が、新生虫でまだ成熟していなかったのかもしれません。雌は昨年産卵した雌ですので、問題は無いと思っております。
先の話になりますが、来年に期待ですね。今年は来年に備えて産卵環境作りを1年掛けて構築していきたいと思います。