現在MariaDBを使用しているが、データベースの管理やテーブルの修正、データの挿入や削除などの作業を実施するには、SQL文を操作しなければいけない。
もっとも、SQL文を覚えれば済むことであるが、やはりGUI的に操作できる方が分かりやすいので、操作用のプログラムをラズパイにインストールしてみた。
まずはphpMyAdminをインストール
それではphpMyAdminをインストールしていこう。操作はラズパイなので非常に簡単。モジュール化されているので、そのまま何時ものsudo apt installで実施する。
jkawasaki@raspberrypi:~ $ sudo apt install phpmyadmin
パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています… 完了
状態情報を読み取っています… 完了
以下の追加パッケージがインストールされます:
dbconfig-common dbconfig-mysql icc-profiles-free libjs-bootstrap4 libjs-codemirror libjs-jquery-mousewheel libjs-jquery-timepicker
libjs-jquery-ui libjs-openlayers libjs-popper.js libjs-sizzle libonig5 libzip4 node-jquery php-bz2 php-cli php-common php-curl php-gd
php-google-recaptcha php-mariadb-mysql-kbs php-mbstring php-mysql php-phpmyadmin-motranslator php-phpmyadmin-shapefile
php-phpmyadmin-sql-parser php-phpseclib php-psr-cache php-psr-container php-psr-log php-symfony-cache php-symfony-cache-contracts
php-symfony-config php-symfony-dependency-injection php-symfony-expression-language php-symfony-filesystem php-symfony-service-contracts
php-symfony-var-exporter php-symfony-yaml php-tcpdf php-twig php-twig-i18n-extension php-xml php-zip php7.4-bz2 php7.4-cli php7.4-common
php7.4-curl php7.4-gd php7.4-json php7.4-mbstring php7.4-mysql php7.4-opcache php7.4-readline php7.4-xml php7.4-zip
提案パッケージ:
libjs-requirejs libjs-jquery-ui-docs php-dbase php-libsodium php-mcrypt php-gmp php-symfony-finder php-symfony-proxy-manager-bridge
php-symfony-console php-imagick php-twig-doc php-pear php-recode php-gd2 php-pragmarx-google2fa-qrcode php-samyoul-u2f-php-server
推奨パッケージ:
php-mcrypt
以下のパッケージが新たにインストールされます:
dbconfig-common dbconfig-mysql icc-profiles-free libjs-bootstrap4 libjs-codemirror libjs-jquery-mousewheel libjs-jquery-timepicker
libjs-jquery-ui libjs-openlayers libjs-popper.js libjs-sizzle libonig5 libzip4 node-jquery php-bz2 php-cli php-common php-curl php-gd
php-google-recaptcha php-mariadb-mysql-kbs php-mbstring php-mysql php-phpmyadmin-motranslator php-phpmyadmin-shapefile
php-phpmyadmin-sql-parser php-phpseclib php-psr-cache php-psr-container php-psr-log php-symfony-cache php-symfony-cache-contracts
php-symfony-config php-symfony-dependency-injection php-symfony-expression-language php-symfony-filesystem php-symfony-service-contracts
php-symfony-var-exporter php-symfony-yaml php-tcpdf php-twig php-twig-i18n-extension php-xml php-zip php7.4-bz2 php7.4-cli php7.4-common
php7.4-curl php7.4-gd php7.4-json php7.4-mbstring php7.4-mysql php7.4-opcache php7.4-readline php7.4-xml php7.4-zip phpmyadmin
アップグレード: 0 個、新規インストール: 57 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
21.6 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 103 MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか? [Y/n]
phpMyAdminをインストールすると、関連のモジュールなどを含めて全部で57個のファイルがインストールされる。
結構大がかりのインストールですね。
インストールが完了すると、そこからは基本設定がはじまります。
まずはphpMyAdminを動作させるWebサーバーを聞いてきますので、インストールされているApache2を選択します。
次に、設定関連を聞かれますので、そのままはいで続けます。
次に、phpMyAdmin用のパスワードを設定します。忘れないようにしましょう。
当然ながら、設定すると設定した内容を確認の意味でもう一度聞かれます。
これで完了ですね。
無事インストールは完了しました。
phpMyAdminを起動してみる
それではインストールしたphpMyAdminを起動してみましょう。
起動するには、Webサーバーのアドレスの後にphpmyadminと入力すれば、ちゃんとインストールできていればログイン画面が表示されます。
http://192.168.10.136/phpmyadmin/
この画面が表示されれば、phpMyAdminは正常にインストールされていることになります。
それではログインとしてMariaDBのユーザーとパスワードを入れて実行を押します。
表示が切り替わり、MariaDBの内部の様子が表示されればプログラムは動いていることになります。
このような表示が出るので、左側にあるnumbers3と言う部分をクリックすると、テーブルresultが表示されます。
後はこれをそうさすれば、numbers3と言うDBとresultと言うテーブルの修正が可能になります。
データベースの構造がGUIで表示されるので、直感的に判断できるから非常に便利ですね。
CUIでSQL文を操作していると、こんな内容はなかなかイメージできませんから。
と言う事で、前回のWebサーバー導入に続いてMariaDBを操作するためのphpMyAdminをインストールしてみました。