今日も良い天気ですね。でも、ラズパイのUSBブートのことが気になり、朝ジムに行って帰って来てからはずっとラズパイをいじっています。
何で動かないのだろう?そう考えているときが一番楽しいですね。
しかし、どうやっても書き換えることができません。多分、予想している通り1度書込が実施されているので、もう二度と書き換わらないのだと思います。
と言う結論に達したので、次は別の事に頭を切り替えました。
ラズパイはずっと32bitでしたが、今年の2月に正式に64bitがリリースされました。メモリーをいっぱい積んでいるわけではないので、あまり関係ないかと思いながらも世の中の流れとして64bitになってきている。
折角だから、心機一転32bitでぐちゃぐちゃになったモノを諦めて64bitへ移行することにした。
手元に64GBのminiSDが余っていたので、これに64bit版のRasubianを書込インストールしようと考えました。
SDへの書込は、専用のアプリを使用してインストールします。
こんな感じでこのアプリからOSを選択し、書込先を指定するだけで簡単に書込ができます。
こんな感じで書込を行い、完了後にはVerifyも行ってくれます。
出来上がったminiSDをラズパイに挿入し、ラズパイの電源を入れます。
電源投入後、以下の画面でインストールが始まっていきます。
Reboot後、いきなり画面がコンソールになりバラバラと何かを表示し始めて止まりました。
そう止まってしまったのです。これは!トラブルの始まりですね。
一番最後の列の文字を読んでいくと……
やっちまった~
見たくもないカーネルパニックの文字が燦然と輝いています。
これが決定打のようですが、その前にもBad Block云々という文字が結構並んでいます。
今まで32bitでは問題無く、今回の64bitをインストールしようとしたら問題が発生。しかもインストール段階で。
今までとの違いを考えていくと、ピン!
と来るモノがありました。そうです、miniSDの容量が従来は32GBで今回は64GB。でも64GBもU1規格のモノを使用しているので問題は無いはず。
しかし、変化点はそこしか見当たらないので、もう一度32GBのminiSDに64bit版のOSを書き込みました。
miniSDへの書込完了後に再度ラズパイを立ち上げていくと、今度は先程カーネルパニック担った部分が問題無くパスして初期設定画面が立ち上がりました。
やはりminiSDが問題だったのでしょう。
この後は初期設定をしていきます。
一つずつ初期設定をしていくと、最後にこのような画面で64bitのRusbian OSが立ち上がりました。
これでラズパイの64bitOS化は完了しました。以降は必要なプログラムをインストールしていかなければなりませんが、ラズパイ自体にはモニタもキーボード、マウスは付けないので外部からコントロールできるように、PC側にVNC viewerをインストールします。
VNC viewerを使用しラズパイに接続するとこんな感じの画面がPCにでます。
これでPCから制御ができるようになりました。SSHで接続しても良いのですが、Rebootしたときに自動で再接続しないのでVNCを選びました。
これで朝からやっていた作業が一旦完了しました。USBブートはできませんでしたが、OSの64bit化は無事完成です。
まだまだ戦いは続きます。