この前書いた記事で、蒼天航路の中で曹操が言った一言。天が見ていると言う言葉を実感する時がある。
ここ数年、コロナ禍で超運動不足になり体力が落ちて太ってしまった。おかげで全ての動作が鈍くなり、顕著に症状が現れたのはゴルフのスコアだ。
特に寒い冬の時期は体がうまく動かないため、飛距離は落ちスコアはガタガタになってしまった。

このまま行くと夏の人間ドックでは、また結果が悪化してしまい再検査になりそうだと言う予測から、一大決心をしてジムに通うことを決心した。
自宅でちまちまと筋トレしたり、毎日2kmウォーキングしたりしてもたいして改善されることはない事が分かったので、一気にジムで集中的にやった方が良いという結論に至った。
だから2月の初めよりジムに通い、筋肉バリバリになることが目的ではなく、体の柔軟性と筋力をある程度戻すことが目標とした。

従って、何時間もトレーニングするのではなく、毎日決められた器具を使い決められた回数を淡々とこなすという方法にした。大体目安として1時間程度なのだが。
意気込みを持って始めたが、これがまたブログと同じで1週間過ぎる頃からめんどくさいなって思ったりした。
なぜか?
ブログと同じで速攻で効果が出るわけではない。1ヶ月続けても体重は1キロちょっとしか変わらない。はっきり言って誤差の範囲じゃねって想える程度。
そんな感じだとさ、辛いって思える方が多いんですよ。
そうすると、今日は疲れているからやめようかなって思ったりする回数が増えてくるんだ。
でも、1ヶ月半を超えてくる頃からなんだか行かないと気持ち悪いなって感じになる。
もちろん疲れているので、今日どうしようかな?っていう思いが最初に過るが、でも行ってしまうんですよ。
行ってしまって運動を開始すると、やっぱ疲れているから回数減らそうかなって思うのですが、そんな時に心の中でもう一人の自分が囁くんですよね。
そう、サボっても誰も分からないけど、自分は知っているよね。
そう思えると、サボることもなく最後までやってしまうんですよ。不思議ですよね。

ブログも同じなんです。
趣味のブログも合わせて5つのブログを書いていますが、このブログの更新頻度はこれくらいと全て決めているんです。
だから、中にはとりあえず毎日更新しようと言うものもあります。
これがまたジムと同じで、めんどくさいな、ネタないなってな感じで書くのやめようかなって思うことが多々あるんですよ。
でもね、これもまた不思議なことに誰も見ていないし、たいして読まれるブログじゃないけど、書くと決めたから書かないといけないよな。サボっても自分が知ってるから後味が悪いよね。
そんな感じで、誰も見ていなくて知らなくても、天はちゃんと見ているし、自分もちゃんと知っていると言う事が意外と感じることが多いんです。
多分皆さんも同じじゃないかな。
言い訳を言えばいくらでも言える。逃げを考えればいくらでも考えられる。
でもそれで本当に良いですか?
自分に1度でも嘘をつくと、ずっとその嘘を引きずらなければならないし、嘘の辻褄を合わせるためにまた嘘をつかなければいけなくなる。
自分の今までの人生そんな感じでした。
この歳になってやっと気が付いたのですが、自分ができる範囲のことを一生懸命に誠実に行なっていく事が重要。
他人と比較し、背伸びし無理した目標を立てたり行動を取ったりしても、長続きはしないし、自分らしさが無くなっていく。
できない自分を認めて、できない事ができた自分を褒めてあげよう。
一歩を踏み出さねければ先に進むことはできない、自分の歩幅で確実な一歩を踏み出して行こう。
一歩踏み出したことは、天が見ているし自分が知っているから。