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蛮勇と言われながらも実は緻密な性格の曹操

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あなたにはマンガの愛読書は有りますか?私は幾つかの愛読書が有りますよ。公私ともに何か有った時など、以外とマンガの愛読書を読むことが多いです。

 

以前にも私の愛読書を紹介しましたが、今回はその中の1つ蒼天航路についてのお話です。

一般的に悪名高く蛮勇だと言われる曹操ですが、実は緻密な計画と行動力により魏の国を治め魏王になった人物です。

 

世に知られる三国志ですが、どちらかというとこの物語は劉備を英雄にしたてた感じがありますよね。

ただ単に劉と言う家に生まれたから、将来は天下を治める皇帝になると言う思いで諸葛孔明を軍師にし蜀を治めた人物です、

 

私はこの劉備という人物にはあまり興味を持てず、同様に呉の孫権もあまり好きではありません。

これは三国志の小説自体を読んだことが無いからかもしれませんが、それ以上に最初に三国志をベースにしたマンガの蒼天航路を読んだため、魏の曹操が一番好きな人物なんです。

また、リーマンショック前まで中国に出張で1年の半分は滞在しており、その時に世話をして頂いた方が曹さんだったので、余計に曹操が好きだったんです。

 

特に蒼天航路の中で、曹操が若かりし頃に罠に嵌められ裁判を受けたときのシーンが一番心に残るシーンですね。

シーン1【参考引用:蒼天航路】

アリバイを成立させるために、目撃者入るのかと言う裁判官の問いに対して答えた回答が

シーン2【参考引用:蒼天航路】

最初にこのマンガを読んだとき、この一言が衝撃的でした。

このシーンは、自分にも当てはまるシーンなんですよね。

 

例えば、今年の目標はブログを毎日書こうと計画したとします。これは自分が設定した目標で、誰にも公開して言っている目標ではありません。

従って、今日は疲れたから明日書こうとか、ここの所書いていない文については、週末にまとめて書こうと思っても、誰も知らない目標ですから誰も文句も言いませんし、ズルしても分かりません。

これが会社の業績に連動するようなKPIだったとすれば、みんなにチェックされているのでズルすることはできません。

 

つまり、このシーンで曹操が言ったことは、誰も見ていなくても天は見ている。言い換えれば、誰も見ていなくても自分は見て知っていると言う事。

怠けようとしたとき、誰もしていなくても自分は知っている(見ている)から、怠ける事はしてはいけないと言っているんですね。

 

このように自分に対する戒めを常に持ち、シミュレーションから緻密な計算をして戦略を立てことごとく戦に勝利し領土を広げていった。

何よりも自分が知らないことに興味を持ち、自らがいろいろと行動し新たな知識を吸収していく事に共感を覚えた。

 

たかがマンガだが、このマンガから自分で決めたことは誰も見ていなくても、自分は知っていると言う事と、物事に興味を持ち自ら行動して知識として吸収していくと言うことを学んだ。

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