実はオオクワガタの飼育を昨年から再び始めました。何故オオクワガタなのかと言いますと、自分の住む所にはオオクワガタは生息しておりません。
生息しているのは、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタ、スジクワガタばかりです。
最近は殆ど見なくなりましたが、ヒラタクワガタの大きなモノは50mmくらいは天然で採取することができたんですよね。
従って、オオクワガタの天然を採取することは不可能なため、子供の頃からオオクワガタを手に入れることがずっと夢でした。
ホームセンターでもオオクワガタは売っておらず、いてもパラワンオオヒラタとかでした。
そして大人になり、やっとオオクワガタを購入しカッコいいな〜って思いながら、これを増やしていこうと決めたのが11年前でした。
そこから養殖を始めて数年後、仕事の関係で2014年の夏から単身赴任になり、その年から養殖を休止してしまいました。
それから7年後の昨年、自宅に戻ったのをきっかけに再びオオクワガタの飼育を開始したのです。
その時の状況がこちらです。
この顎の形は、他のクワガタには無い素晴らしく芸術的な形状だと思います。この形状が自然にできるなんて不思議ですよね。
そして再びオオクワガタの養殖を開始した状況がこちらです。
初回に19個の卵を産んでくれたので、現在新規オオクワガタの子孫は19匹が元気に育っております。
リバイバルでこのオオクワガタの養殖を始めるに当り、昔やっていたときと大きくは3つ異なることをやっております。
- 以前はカワラタケの菌糸で幼虫を飼育していたが、今回はオオヒラタケを中心にしている
- 大きかった幼虫を4匹、温度管理した中で菌糸瓶を保管した
- 最初カワラタケで飼育し、途中でオオヒラタケに変えてみるとどうなるかを確認する
全部で19本の菌糸瓶を管理しておりますが、どのようになっていくのかが非常に楽しみですね。
ここまでが簡単な序章になります。
最初の菌糸瓶に投入してから5ヶ月が経過しました。菌糸瓶を外から見る限りではあまり食痕が見えません。
オオクワガタの幼虫は居食いをすると言うのでそう見えると言いますが、昔飼育していたときにはもっと食痕が見えましたので、すごく心配なんです。
いよいよ最初の温度管理をした4本と、無管理状態(自然状態)の4本の菌糸瓶を交換してみます。
はたして結果はどんな感じになっているでしょうか。